Hi Know!は日野市内のイベント・団体活動を紹介いたします。

ナビゲーションをひらく
ナビゲーションをとじる
ここから本文です

2015年02月22日

豊田・多摩平

第2回 がんカフェひの

亀津 照明

イベント種別:その他対象者:指定なし

この記事をシェアする

第2回 がんカフェひの  
~  お茶を飲みながら気軽に話す場  に参加して ~
2015年2月18日

主催:日野市立病院 がん患者の会「青葉の会」
患者会代表:池田 敦子 
顧問:森 克昭 化学療法室長
日野市立病院担当:NPO法人ホスピタリティーひの 総務課
              
がんカフェに参加しました。
当日は寒い雨、そして午後からは雪が降るかも、というあいにくのお天気でしたが、 日野市立病院3Fの講堂にはおよそ30名ほどの人達が集まっていました。3つのテーブルがあり、記者はそのうちのひとつ、男性の患者さんのグループに参加してお話を拝聴しました。年齢的には60台半ばから80代半ばで、 初めてこの会に参加されたかたも2~3人おられました。 もう一つのグループは殆ど女性の患者さんのようで年齢的には若い方もおられたようです。あと一つは家族の方たちでした。

この会は、日野市立病院にがん患者で通院中の患者さんやその家族、知人または遺族で構成され、その仲間同士の支援を目指す事を目的にしています、具体的には、がんに対する恐怖、心配、体験談を話すことで安心感を持ってもらい、がんと向き合う力の醸成を目指す。がんを患っている方と家族などの想い、不安、社会に寄り添い、がん患者の自分らしい生き方を応援することです。

この趣旨に則り、それぞれのグループで、患者さんの自己紹介、と自分ががんになった経緯、がんの種類やステージ、どういう治療、手術を受けたか、受けつつあるか、いまどんな生活をしてるか、或いは以前の生活からどう変わったか、などなどを順番に話してゆきます。
聞いていて、がんといっても実に様々な種類、タイプや程度があって、手術、治療や化学療法なども様々あり、それも患者ひとりひとりの個人差があり、またその分だけ患者さんの悩みも不安も様々だと分かりました。 皆さんのお話では、がんの告知から、治療、手術、抗がん剤使用、などの経過を経て殆どの方がとても元気なご様子に見えました。
一方で、治療を始めたばかりの人にとってはやはり不安や悩みも多く、すごく落込んでしまうこともあると。それについて、一人の方は、みんながみんな最初から元気に、タフにがんに立ち向かっている訳ではなくやはり個人差があり、それぞれの性格や資質によって気分転換や対処の方法など違って当然で、自分もやっぱり落ち込むことも多いですよと。また多くの方は、自分の趣味や以前やっていたスポーツをできるだけ続けているそうです。また或る人はできるだけ外に出て、人に会って話をすることで気分転換を図ると。

がんカフェひの のパンフレットに こう書いてありました。
< あなたの不安はみんなの不安 >
< あなたの悩みはみんなの悩み >
< ひとりで抱えず話せば 元気をもらいます >

最後に参加者全員が感想を一言づつ話します。多くの方が、そして初めての方も、参加して良かった、自分だけの想いや不安じゃなかったことが分り、よかったと。

今やがんは特殊な病気でなく、二人に一人が がんに罹る時代です。
1人でも多くの患者さんがこの会に参加して悩みや不安を和らげ、元気を貰って自分らしい生活ができればと良いと思います。

次のスケジュールは

第3回  がんカフェひの  3月18日(水) 10時~12時
    
第4回  がんカフェひの  4月12日(日) 1時30分~4時
(この日は 顧問の 森 医師が 出席予定)


    場所   : 日野市立病院 3階 講堂 
    参加費  : 無料  がんの患者さん、ご家族・知人等どなたでも
    当日参加も大歓迎  
    問い合わせ :080-1144-2448 (酒井)
           042-581-2677 内線2378


                     Hi-Know まち記者 亀津照明

ページの先頭に戻る