被災犬、コン

福島で東日本大震災に遭い、日野市に避難している犬「コン」に浅川で会うことができました。
とてもおとなしく人懐っこい性格のコン。
連れている女性は、日野市在住の方。
以前からの知り合いですが、この方は動物の事を本当に大事に想い、活動を続けている方です。
そんな彼女にコンの事をお聞きしました。
コンは福島で被災し、日野市にやってきました。
コンはフィラリアにかかっていて、心臓の中にも寄生しているといいます。
かわいそうになり、地面に座わってコンの目線でなででやりました。
コンは私に体をあずけてきました。
本当にやさしいコン。
今は薬を飲んでいるそうです。たぶん直すことができないのだと思います。
そんなコンを大事にしていてくれる彼女は本当に素晴らしい方だと思いました。

手に持っているチラシは、迷子札を付けてくださいというものです。彼女はこれを自分で購入し、迷子札を付けていない飼い主さんに無償でお譲りして、迷子札を付けている犬を増やしています。それと、毛皮を買わないでという運動も行っています。
中国などでは毛皮をとるために無残にも生きたまま皮を剥いでいるのです。
そんな残酷なことと思うかもしれませんが、それが現実なのです。
毛皮を購入しなければ、必然とそのようなことは無くなっていくだろうということで、活動をしています。

また、浅川の土手でお会いできたら良いなと思います。