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2016年02月23日

日野・万願寺

傾聴ボランティア『Listen(りっすん)』さんの活動

記者名:石原

イベント種別:NPO・ボランティア対象者:指定なし

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月に1度の第3月曜日、市内小規模多機能事業所(注1)と高専賃での昼下がりはワイワイガヤガヤと賑わっていました。傾聴ボラ『Listen』のみなさんとおしゃべりしながらのカレンダー作りでは利用者さん達は口も手も良く動いています。
こちらへのボランティア活動はそろそろ7年目にはいるところだそうです。
日野市社会福祉協議会での講習会で傾聴の勉強を重ね活動されますが、講習生は11期生を迎える頃だとか。
本来
傾聴ボラとは相手が言葉を発するまで、発してからも『聴く』に徹するので心構えができていないとなかなか難しそうです。以前テレビで傾聴ボラの講習を受ける学生さんの番組を観ましたが、東日本大震災の被害にあった方の傾聴に際してやっと語ってくれた相手に嬉しく思う気持ちが強かった為かつい先走って話しかけてしまう学生さんが講師から厳しいNGをだされていました。私もすぐにNGだしそうだと思いあたりながら反省。
介護の仕事に従事する職員の方達は利用者さんたちの語りかけてくる話を聴いていたくとも一か所に長くいることができないないので傾聴ボラの方のいてくれる時間の空気が和らいでいるのを感じています。
『listen』の方の中には掛け持ちで他に特別養護老人施設や養護園へも訪問されているそうです。地域の方が地域の事業所、施設で活動を続けてくださるのは共通の話題も多く、笑顔で話す利用者さん達の姿をみていてこちらの気持ちも温かくなってきます。
『Lesten』さんのこれからの増々の活躍、応援したいです。

注1小規模多機能事業所とは自宅から事業所に通い、食事や運動、その他外出したり、訪問を受けて服薬、食事の確認をしたり、1人暮らしの高齢者や家族が急の外出で家にいない時に宿泊できたりの機能をもつ介護保険事業所です。通い・訪問・ショートステイを1つの事業所でまかなうので同じ職員が対応できる仕組みになっています。

添付ファイル:事業所の外は春の気配

記者名:石原

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