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2017年03月07日

市内全域

「楽しく学ぶ写真教室」の講座に参加しました Ⅴ

記者名:福山

イベント種別:文化・芸術対象者:指定なし

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2月15日(水)には「しながわ水族館」での撮影実習でした。何時ものように午前10時に現地集合で,久し振りに朝のラッシュアワーの電車。岡田先生以下,教室の面々と共に入館しました。小学校の低学年でしょうか,クラスごとの色帽子に賑やかな歓声。思わず一緒に水槽を覗き込んでしました。

そう,私たちは写真を撮りに来たんです。事前に水族館での撮影の難しさに対処するご指導を先生から頂く。お勧めのシャッター速度優先(S)モード,これは動きのある被写体でもブレ少なく撮る場合に有効で,撮影場面の明るさに応じてレンズの絞り(F)値が自動的に制御される。しかし,暗い水槽では直ぐにレンズの絞り値が最小(明るさの限界)に達するので受光感度(ISO値)を上げる対応は避けられません。ですから,明るいレンズの方が有利と言えましょう。記者のレンズの最小絞り値は4(F=4.0)で暗く,また常用しないモードで焦りました。慣れていなくて手際が悪かったんです。加えて,水槽の壁面である分厚いアクリル板には色収差があるのか?ピントが甘くなりがちで,散々でした。

明るさ変化の多い場合に対応しやすい設定にはプログラム(P)モードと言うのがあります。これはシャッター速度とレンズの絞り値の両方を自動的に制御するモードで,動きのある魚にはシャッター速度が遅くなるのは適切さに欠けると思いました。でもイルカショー,これは屋外の太陽光の下,タイミングと構図に集中ということで力が入りました。

3月1日の講評では水族館での難しさ克服のレクチャーを受け,撮影技術の向上を期すこととなりました。

一方,座学では20世紀に生きたフランスなど外国の写真家について,その作品と逸話を学ばせていただきました。印象的だったのは,写真とは過去・現在・未来を捉える一瞬を留めるもの,ありふれた場所で被写体を発見することと言うことでした。前回,秀逸な作品に触れることと記しておりますが,これは被写体への対峙の仕方を学んで感性の向上を図るんだと思いました。

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記者名:福山

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