Hi Know!は日野市内のイベント・団体活動を紹介いたします。
2014年09月22日
日野・万願寺mulan
イベント種別:地域・環境対象者:指定なし
2014年9月15日(月) 13時30分~16時30分
生活・保健センターにて「ベランダ発電セミナー」が開催されました。
主催:NPO法人太陽光発電所ネットワーク(以下PV-Net) 東京地域交流会日野グループ、協賛:日野の水車活用プロジェクト。
PV-Netは、自宅で太陽光発電を行うユーザーの全国的組織であり、約3,000人の会員が居ます。
本セミナーは、ベランダ発電の入門編であり、次のスケジュールで行われました。
(1)馬場講師による「電気、ベランダ発電システムについて基礎情報を
知る」講座
(2)バッテリーとパネルやコントロ-ラなどのケーブル接続と組み立て
(実践)
(3)田中講師による「地球温暖化について」講座
セミナーで組み立てたベランダ発電システムは、電池や携帯電話の充電、ノートパソコン、プリンタ、空気清浄器、LED照明、小型AV機器などに使用できるそうです。
参加者は、日頃 工具を使用する機会のない方々でしたが、PV-Netのメンバーが付きっきりで指導・フォローして下さいますので、安心して組立てる事ができたようです。(セミナー後、適切な使用で不具合が生じた場合、可能な限り馬場講師がフォローして下さるそうです。)
南平在住Aさんは、
「家を建て替えるにあたり、太陽光発電にとても興味を持っていたため、メリット、デメリットを知りたくて参加しました。組み立ても指導のもと とてもわかりやすかったです。」
神明在住Bさんは、
「3.11の地震の時は、茨城県で被災しました。井戸の水をくみ上げる事すらできず、大変困った経験があります。
あれ以降、ソーラーランプや電池などを購入しているのですが、日本製でないと直ぐに壊れ、仕組みを知る事で自分でも壊れたものを直せるのではないかと思い、セミナーに参加しました。わかりやすく教えて頂きました。」
馬場講師は、「太陽光(自然)エネルギーを味わって頂き、電気の使い方を考える機会になって欲しい。実際にシステムを組み立てる事で、納得頂け、自然エネルギーをどのように得る事ができるのか工夫するための経験になると思う。庭やベランダに設置して、日々楽しんで頂ければ・・・」と語った。
また、最後に田中講師が見せて下さいました温暖化シミュレーションは、遠い話ではなく、孫世代に起こり得るものである事を知り考えさせられました。
当日の天気は曇りでしたが、参加者の組み立てたベランダ発電システムは、ちゃんと発電していました。
ちなみに 本講座は、資料代・講習料含め一式で25,000円と同種の企画と比べて費用の安さ手軽さも特長だそうです。
周辺の市でもセミナーを予定しているようです。
PV-Netの事務局のサイト http://www.greenenergy.jp/
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