ある日の消防署の訓練を見て (1)

ある日の消防署の訓練 (1)

散歩途中で高幡消防署の訓練をみました。いつも近くにいて救急車は勿論、消防車も出動が多く大変だなあーと思いつつ見ました。
消防署の狭い裏庭での数名の訓練です。　重装備で背中に酸素ボンベ？を背負って、2階へ梯子をかけて登って消化活動をする、緊張感のある訓練の様子でした。

自然災害、人工的災害が頻発し、常態化し、或いは思いもしないような災害が発生する今の日本において、消防の役割は本当に重要です。そのような事態に備えて、消防士の皆さんのこのような日々の訓練は必須です、とても頼もしく見ておりました。一方で消防車や救急車の出動は少なければ少ないほど好い訳でその分火災や事故、急病や怪我が少なくて謂わば平穏な日々が望ましいことではあります。
でも残念ながら、救急車の出動回数は、東京消防庁のデータでは　昨年約75万件で、42秒に1回の出動だそうです。
火災件数は4,801　件で1日約13件とのこと。

　
日野消防署の今年のデータでは　1月２８日現在、

災害状況　（件） 1月28日現在

災害種別　　平成２７年中　　　　平成２６年中　　　対前年同日増減
火災　　　　　　　2 　　　　　　　　　4 　　　　　　　　　-2
救急　　　　　　813　　　　　　　　711　　　　　　　　102
危険排除　　　　　3 　　　　　　　　　3 　　　　　　　　　0
救助活動　　　　 27　　　　　　　　 40　　　　　　　　-13


救急車が車庫にいるところを見ることは少なく、日野市に救急車が何台あるのか知りませんがいずれにしても限られた車両で益々増えそうな救急出動は大変な状況です。利用する我々市民も考えなくてはいけない点ですね。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　まち記者　　亀津