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2015年08月12日

高幡・百草

お風呂型のおけは何だろうか? その後

記者名:山田

イベント種別:文化・芸術対象者:指定なし

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以前ご紹介した、使い道の分からない古民具、あれはいったいどういう風に使うのだろうか?
先日府中市の郷土博物館に行った時に聞いてみたところ、「湯豆腐の入れ物ではないか」という事を言われ、調べて見たところまるっきりそっくりでした。

しかし、大きさが違います。
湯豆腐の入れ物ではないが、酷似していました。
京都などの高級料亭で出てくるような器だと聞きました。

たかが湯豆腐、されど湯豆腐ですかね。

結局分からないまま「日野市郷土資料館」を訪れましたがそこで素晴らしい情報がありました。
郷土資料館の方で一生懸命に調べてくれた方がしました。

日本国じゅうにあったようで、その使い道も様々だったようです。
水を温める所までは同じですが、たとえば紙すきの時に手が冷たくなり、手を温めるのに使ったとか、レンコンを洗ったり、手を温めたりしたとか、一升瓶のお酒の燗に使ったというように様々な使い方をしていたようです。

もとの形は「お風呂」それも「鉄砲風呂」だそうです。
鉄砲の名前の由来は桶の中を通っている筒を鉄砲の筒と似ていたことからだそうです。

写真を参考にして下さい。
あまり上手に撮影出来ていません。
今でも展示してありますので、どうか現物を見て来て下さい。

記者名:山田

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