Hi Know!は日野市内のイベント・団体活動を紹介いたします。
2016年08月29日
日野・万願寺記者名:福山
イベント種別:その他対象者:指定なし
8月14日(日)ふれあい橋周辺で日野市主催の「第一回 浅川アユまつり」が開催されました。これには,アユの塩焼きなどの伝統料理や川魚の解説コーナー,伝統漁法の体験や魚つかみ捕りの他,ピストン釣り大会等々のイベントが用意されていて,天候にも恵まれたことにより6,000名もの方々が参集したとも言われています。
FFATOKYOは,多摩川漁協日野支部が中心になって行うピストン釣りイベントの補助・案内役として協力しました。10時からスタートしたこの大会は,100名が一堂に浅川に入るという混雑さ。初めて体験する外国籍の方や小学生もいたわけですから,釣針への餌(カワムシ)の付け方が分からないとか、餌が怖くて触れない方もあって対応するとか,竿捌きの手解きも大変そう。しかし,やがて彼方此方で「釣れたぞー!」の歓声が上がりました。記者は,バタバタと関係者を含めて200名余の者が渡り歩く状況下での釣果に不安を抱いていた所でしたが,「釣れたんだ,よかった。」と安堵。終了後の計測で,大きさを計る15センチのスケールを2~3センチ?も越える「うぐい」を持ち込んだ子供がいたのには驚きました。
FFATOKYO代表の高橋さんに伺ったところ,「16名の動員で13名が川に入っての補助と案内役を受け持ち,一人でも多くの方に釣果をと努力しました。感じでは半数程の方々が釣り上げているでしょう。」とのこと,釣れなかった方には誠に残念でした。
開会に当たって大坪市長から「この事業は,自然環境を守るという大きな方向性を共有する多摩川漁協他の諸団体の協力・協賛を得て行うものであって,多くの方々が水辺のことを知って繰り出して頂くことを目的としていること。また,東京都における,2020オリンピック・パラリンピックの補助事業とし,来日する外国人との交流を通して多摩川流域の魅力を知って貰らい,もって日野市の,東京都のイメージアップに繋げたい(要旨)」との挨拶がありました。
この観点からみると,各イベントの当日券を求めてできた長蛇の列,瞬く間に当日券が完売した日野市民の関心の高さ,100名ものピストン釣りが一堂に整然と実施できたことなどから推察しても,当初に目論まれた目的に沿った第一歩が踏み出されたんだと思いました。改めてFFATOKYOが多摩川漁協の活動に,適正に参画されていた様子が窺われました。
添付ファイル:補助写真(ここをクリック)
記者名:福山