Hi Know!は日野市内のイベント・団体活動を紹介いたします。
2023年07月19日
市内全域記者名:なつ
イベント種別:NPO・ボランティア対象者:子ども向け
活動内容を詳しく教えていただきました
プラレールのギアボックスを修理しています
メーカーや年代で形が異なる部品は何種類も用意しています
部品がなくなっていたところに手作りした部品を取り付けて動くか確認しています
無事に修理が終わったおもちゃです
先日「おもちゃドクターの会」を取材しましたのでお知らせします
子供さんが遊んで壊れて動かなくなってしまったおもちゃを預かり、修理する活動を長年続けられています
机の上にプラレール、クレーンゲーム、ぬいぐるみ、音の出るおもちゃなど、種類もメーカーも様々なおもゃが置かれていました
まずは動かなくなっている原因を見つけるために、分解するところからスタート
壊れている部分が見つかったら部品を交換したり、古いはんだを取り除いて新しいはんだに付け替えたり、原因がなくなるまでひとつずつ確認と修理作業を行われていました
同じメーカーのおもちゃでも、発売年度によって同じ部分に使われている部品の形が違うことがあるので、歯車のような部品は形状の異なるたくさんの種類が用意されていて、その中からあう部品を探して取り付けていきます
メンバーはシニア世代の方が中心で、車や電気関係の仕事をされていた方が多いとうかがいました。昔から工業団地として栄えてきた日野市のそれぞれの場で長年活躍されてきた熟練の腕が活かされているのかもしれないと頼もしく思いました
思い出がつまったおもちゃが壊れて捨てられていたかもしれなかったところを、ここではあたたかい人の手によってもう一度生き返っていきます
いくつもの工程がある細かい手作業で、残念ながらどうしても修理できないおもちゃもあるそうですが、それぞれの方が自分にできるスキルを発揮して生き生きと作業されている姿がとても印象的でした
お話をうかがいながら修理が終わったおもちゃを手に取って喜ぶお子さんの笑顔が浮かびました
壊れたからといって簡単に捨てない、物を大切にする心を養うことができて、修理されている方にとっても達成感のある素晴らしい活動をされている団体でした
ボランティアとして無償対応されるにはもったいないほどの丁寧でしっかりした修理対応には本当に感服いたしました
なお、修理個別の持ち込みではなく児童館や保育園など施設で受付ているそうですので、修理を希望される方はお近くの窓口にご相談いただければと思います
関連URL:https://www.hi-know.tokyo/group/24078/
記者名:なつ
歩くことが大好き。ウォーキング中に見かけたふとした景色を写真におさめて投稿します。
よろしくお願いします。