Hi Know!は日野市内のイベント・団体活動を紹介いたします。
2024年02月19日
市内全域記者名:なつ
イベント種別:地域・環境対象者:指定なし
いざという時に備えて用意しておきたいペット用防災グッズの数々。
迷子はとても多く起きている。迷子札、首輪、ハーネス、リードを工夫して防ぎたい。
家の中で窮屈な思いをしないよう作られたチョーカー。首輪より締め付けの負担が少ないので家の中でも常に迷子札を付けやすそう。猫用もありました。
イエローチョーク活動。市民は誰でも参加できます。環境保全課で黄色いチョークを無料で配布しているそうです。
手作りハンドメイドコーナー。かわいい手作りグッズがたくさんありました。
2月18日(日)ひのペットぼうさいさん主催の「人とペットの防災フェスタ」に行ってきました。
人とペットの災害に備えたお役立ち情報、救命体験、防災クイズ、防災・安全グッズ紹介、ハンドメイドグッズ販売、人とペットに関する様々な展示などがあり、大勢の来場者でにぎわっていました。
いくつかのブースでお話をうかがいましたのでお知らせします。
●防災対策
災害に備えて家庭で用意しておいたほうがよいグッズ、被災してペット同伴避難をする場合に備えて避難所に置いておくとよい道具一式などが展示されていました。
普段の生活の中では非常時に何が必要になるかなかなか想像できませんが、こうやって展示を見ることでたくさんの気づきがありました。
ペットと防災の○×クイズでは、災害が起きるとまわりがどうなるか具体的に想像して、安全に行動する方法などを楽しく学ぶことができました。
●迷子対策
犬猫の迷子対策の啓もう活動をされている「もみちゃん商店」さんのブースです。
1月の能登半島地震では倒壊した自宅から逃げて迷子になり、幸い保護されても身元のわかる名札などがなかったため、飼い主さんのもとに帰れなくなった子がとてもたくさんいたそうです。
そして、被災地に限らず日野市内でも迷子が多数発生していること、運よく保護されても迷子札がないために身元不明として扱われ不幸な思いをさせてしまう子が出ていること、これらは日頃から迷子札を付けていれば防げるのですが付けていない飼い主さんが多いので啓蒙活動をされていること、AirTagを使うと迷子の捜索に有効であることなど、いろいろなお話をうかがいました。
ぜひ家の中でも迷子札を付けてほしいと、そのためのチョーカーも展示されていました。
迷子札以外の対策として、より安全な首輪・ハーネス・リードについても写真付きでわかりやすく展示説明されていました。
関連リンク:もみちゃん商店さんのインスタグラム
●イエローチョーク作戦
日野市環境保全課による「イエローチョーク作戦」のPRブースです。
名前は知っていましたが、具体的には知らなかったのでこの機会に詳しく教えていただきました。
「イエローチョーク作戦」は、路上に放置された犬のフンを黄色いチョークで囲み、発見した日時を書きこむことで、放置した飼い主に啓発する活動なのだそうです。
近年、全国の自治体に広がって効果が出ていて、日野市では2022年(令和4年)10月から本格的に開始しているそうです。これを機会に外出時は地面に気を付けてみようと思いました。
参加にご興味がある方は日野市環境保全課へお問い合わせください。
関連リンク:日野市環境保全課のイエローチョーク作戦のページ
「人とペットの防災フェスタ」は今回初めて開催されたそうです。日頃考える機会が少ない防災について具体的にイメージして気づきを得ることで、いざという時に備えられるとても有用なイベントだと思います。
主催の皆様はとても大変なご準備を重ねてこられたことと思いますが、素晴らしいと思いました。いつかまた第2回が開催されることがあれば、さらに多くの方に足を運んでいただきたいですね。
関連URL:https://www.hi-know.tokyo/detail/24945/ 人とペットの防災フェスタ
記者名:なつ
歩くことが大好き。ウォーキング中に見かけたふとした景色を写真におさめて投稿します。
よろしくお願いします。